羽田空港での旅客機と海保機の衝突炎上事故の影響で、帰省先から帰れなくなった我が家の顛末記 続き 欠航・到着遅れによる補償のお話です。
航空機の遅延や欠航によって、費用が発生した場合の対応。
航空会社によって対応は異なりますが、JALの場合はこちらが基本。
弊社に起因する理由によって、当日の遅延、欠航が発生し、 到着予定日に最終目的地に到着できない場合には、宿泊費・交通費を負担いたします。天候など弊社の管理のおよばない理由による遅延、欠航における費用は、お客さまのご負担とさせていただきます。本対応はご搭乗日当日に遅延・欠航が発生した場合を対象としており、ご搭乗予定日前日までにスケジュール変更や欠航が決定している便は対象とはなりません。なお、日付を跨ぐ深夜便も、ご搭乗日当日とみなします。
天候が理由の場合は補償の対象にはなりませんが、無償でのキャンセルや振り替えは出来ます。
また、欠航が前日までに決定している場合も対象外が基本ということですが、今回の羽田事故による対応の詳細は体験したもの以外は不明です。
今回私たちは
とかち帯広空港の欠航で、翌日の新千歳発の便に振り替えをしました。
補償される費用は
①宿泊費(上限あり)
②帯広から新千歳空港までの交通費(実費)
また、羽田空港への到着が公共交通機関終了後だったため、
①羽田空港から自宅までの交通費 (実費)
も補償されます。
公共交通機関終了後の宿泊費も補償の対象ですが、翌日の交通費は自費となります。
空港で書類をもらった際の説明では「交通費のみ」「一人15,000円が上限」ということでしたが、帰宅後JALへ問い合わせた結果 上記の対応が可能ですとのことでした。
「交通費請求のご案内」は出発空港または到着空港で必ず受け取る必要があります。
同工程で予約している同行者の分はまとめて請求できます。
交通費等への請求には
搭乗券・ご搭乗案内(保安検査場で受け取るレシートタイプの紙)コピー可
領収書の現本
が必要です。
必要事項を記入の上、領収書を裏に添付 搭乗券等を同封して用紙に記載してある所へ郵送します。
郵送代も返金されます。
請求の期限は搭乗から1か月以内(今回の場合)
振込までは1か月半程度かかるそうです。
添付したのは
2日夜の帯広泊の宿泊費の領収書
帯広から新千歳空港までのタクシー代
羽田空港から自宅までのタクシー代 の3点
帯広泊で生じた食事代は補償対象外とのこと。(朝食付きを予約しておいてよかった)
新千歳空港での遅延4時間も、普段なら食事券が配布などある場合が多いと思いますが、今回は対応なし(他空港で食事代やお詫びが配られたという話もききましたが)
当日のカウンターでの話と電話で問い合わせた内容が若干違うので、実際どこまで補償されるのかは入金を待ってみないとわかりませんが、入金があったらまた記事にしようと思います。
最後に、JALの場合のみしか調べていませんが
JALカードには「航空便遅延お見舞金制度」というものが付帯しています。
対象となる下記のカードをお持ちの方は、宿泊費や代替便までの食事代 4時間以上遅延した場合の食事代が支払い対象となるようなので、ご確認ください。
JAL・JCBカード CLUB-Aゴールドカード、JALカード OPクレジット CLUB-Aゴールドカード、JAL・JCBカード プラチナ限定